初めてYB-1に乗った印象。
遅いと言われた割には60kmを最高速度に結構走るじゃん。
と思った。
遅い部類に入るYB-1でも2ストは噂以上によく走る。
と、いっても何か「非常にクラッチ操作しにくいなぁ~」と思ってしまった印象がここ10日程度の試乗で感じた感想だ。
1速はとにかくスタートオンリーで、数秒で2速へのシフトアップは必須。2速も加速がついた瞬間にシフトアップ。YB-1はそこからTOPに入るが、それはそれで十分なシフトチェンジだが、全てのギアがローギア化しており、パワーバンド即→シフトアップで非常に操作しにくい。
60km程度になったことで、60km以上の速度が坂道などで出た瞬間、リミッターが効いたようにエンブレが効いてしまい、ストレスを感じてしまう。時速60kmの巡航が上限のため、エンジンも悲鳴を上げながらの走行なので、「おいおい、大丈夫かよ。」と心配しながらフルスロットル状態を続ける日が続いた。
が、YB-1を紹介する主なホームページのチューニングの一つとして、フロントスプロケットを11Tから13Tに変更するといった内容であった。
スプロケットを2ランクあげることで、加速力はダウンするが、最高速が伸びるというアイテム。しかもそのアイテムは1000円強で手に入るというではないか!!
早速試してみることにする。
ここで13Tのフロントスプロケット装着方法のサイトは多々あり詳細は省略するが、12Tがいいのか13Tがいいのかという質問にはあえてこう答える。「13Tにしさない」と。
13Tのスタート加速を考慮する意見が多少あるが、純正スプロケット11Tの2速発進に比べたら十二分のクラッチワーク&加速といっておこう。
むりやりアクセルをひねるわけでもなく、半クラッチの程度を遠くもっていく必要もない。
13Tのローギア(1速)は安易なアクセルワークとクラッチミートで交通巡航に支障がない範囲で加速ができるということにある。
13TのKITACOのスプロケは1速から十二分な加速領域を持ち、2速にシフトアップする。3速で、自動車の巡航速度に十分対応でき、70kmに近い巡航速度である4速でストレスなく交通の流れに対応できるマシンに仕上がったといってもよい。
スプロケ交換以外にはチェーン交換等一切なにもいらない。激安のチューニングである。
11Tから13Tになることでチェーンはリアスプロケットの位置を多少前に詰める必要があると思うが、それ以上は一切なにも必要がない。
むしろ13Tスプロケットに交換するだけで、全ての速度で、速度に応じたパワーバンドを使うことができ、速度的にも、燃費的にも非常に満足のいく結果となった。
11Tの純正スプロケット。kitacoの13Tと比べると一回り小さい。
KITACOのフロントスプロケット13Tを装着してみた。当初装着時にはうまく挿入できなかったが、真鍮ブラシでしっかり磨いてやり、手探りでスプロケットを挿入すると、結構素直に挿入できた。
この時点でチェーンが11Tに比べ短くなったため、リアのスプロケの位置を詰めてチェーンの買い替えなくして装着できることになった。
リアスプロケの位置は左右とも目盛りを同じ位置にもっていかないとまっすぐ走らないので注意。チェーンの張りも緩すぎず、締めすぎずで対応すること。
見えにくいが右側も同様に同じ目盛りでスプロケを固定すること。
注意することは、ステップ部が邪魔でステップ部周辺のクラッチカバーのプラスネジが取りにくいということ。
できればステップを固定するソケットレンチネジを当初から外して作業した方が安易に終わる。
自分が作業したYB-1は、クラッチカバー自分で外したらしく、ネジがなめてケースを外すことができなかったが、ネジを-にドリルで加工したあと、金槌で半分取れる方向に叩いた瞬間なめたネジは見事クルリと回転した。当然、裏方の後見役として、クレ556があったことは言うまでもない。
ホント、これだけの作業でムチャクチャ操作性のいいバイクに仕上がった。速度に応じてストレスないギアの出だしは燃費にも影響することだと思う。
加速度は多少犠牲にしても(といっても頭打ちのある加速度だから全く影響がない)スムーズは巡航が可能な激安チューングアイテムはお勧めである。
最後に、最高速度のレポートは・・・・
実はスピードメーターケーブルが切れて、計測不能でした。なんというオチだろうか・・・
キタコ:ドライブスプロケット 13T